オーリスタットも食生活の見直しは必要、間食はアイス

オーリスタットは、肥満治療薬として使われている医薬品です。その治療実績はとても高く、食事制限なしでも1年間で約60%の成人が5%程度の体重減少を、30%弱の成人に至っては10%もの体重減少を果たすほどです。

オーリスタットには、消化酵素の一種であるリパーゼの働きを弱める効果を持っています。リパーゼは、人の体内において、脂肪を分解する役割を担っています。ですから、オーリスタットは脂肪分解を阻害する作用を持つ、と言い換えることができます。体内に脂肪が蓄積されなくなりますから、体重減少効果が期待できるというわけです。

このような働きを持つために、食事制限なしでも痩せられると謳っているのです。これをもとに考えるならば、食生活の改善なしでも痩せられるということになります。肥満に悩む方の傾向として、揚げ物やスナック菓子、アイスといった高カロリーかつ脂肪分の多い食べ物を好む方が多いということが言えます。また、肥満の方にとって、食生活の改善というのは難題にあたると思われます。ですから、オーリスタットを使ったダイエットは魅力的な手段と言われるのです。

ここまではオーリスタットをべた褒めするお話でしたが、実際には食生活の改善を無視するのはオススメできません。なぜならば、オーリスタットは炭水化物(糖分)に対しては何の効果もないからです。体内で消費されなかった炭水化物は脂肪として蓄えられます。つまり、炭水化物を好んで食べる方にとって、オーリスタットは大して意味のない薬になってしまいます。

ですから、脂肪が多くて炭水化物が少ない食べ物、アイスクリームに対してはダイエット効果を示すはずです。ですから、甘いものが食べたいならば、スナック菓子などよりもアイスを食べるようにしてみると良いと思います。もちろん、間食や暴食せずに痩せられるならそれがベストであるのは言うまでもありません。